WebRTC
WebRTCというのは「Web Real-Time Communication」の略称で、音声やビデオ、データなどをリアルタイムにやり取りする際に用いられる技術で、リモートワークが増えてきている現在では、Web会議システムやライブストリーミング・動画配信サービスなどで活用されてきています。
対応ブラウザがあれば誰でも使えて、Google、Apple、Mozilla、Opera、Microsoftなどといった大手ソフトウェア開発企業が多数携わっています。
WebRTCの基本の通信方式は、P2Pで、これは端末同士が直接データの送受信をする方法となっており、直接的に送受信が行われるのでリアルタイム性が高く、大きなデータでもオリジナルサイズで送受信が可能となっています。
WebRTCの仕様策定は、W3C(World Wide Web Consortium)という標準化団体が中心となって行っています。