Webサイトをマルチデバイス対応(レスポンシブWebデザイン対応)させる上での、設計の考え方とCSSフレームワーク(Bootstrap)を利用した実装方法を伝える解説書。
1章〜6章では「コンポーネント」の概念を取り入れた新しいサイト設計の考え方、フレームワークの特徴などが丁寧に紹介され、実践編となる7章〜11章では、代表的なフレームワークであるBootstrapを用いて作成したサンプルをもとに、マルチデバイス対応サイトを設計・制作する手法、BootstrapのSass(SCSS)を使ったカスタマイズ方法を解説しています。
最終章では、実装をより効率化・チューニングする手法も紹介され、サンプルデータはダウンロード提供。
WebサイトがPCだけで見るものではなくなった昨今、サイトのマルチデバイス対応は必須要件となりつつあるのですが、実装に工数を費やす従来の制作フローでは、作業効率や時間的コストの面で対応し切れなくなっているのが制作現場の実状で、このような現況やニーズに応えた「これからの」複数デバイスの考え方・ノウハウを理解していただくための必読の1冊となっています!